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地域イノベーションをリードする日本のシリコンバレー札幌に
新たなネットワーク誕生!
【参加費無料】一緒に札幌・北海道を盛りあげていきましょう!!

MPUF初の北海道地区でのセミナーです。
参加費無料、先着順受付ですのでお申込はお早めに!


MicrosoftProject Users Forum(以下MPUF)は、産学官民の実践者を連携することで、新しい知識、組織、活動を連鎖的に創出することに成功してきました。この度、この流れにまた、新たに力強い動きが加わりました。

それは、今世紀に入り、IT産業規模1.3倍の成長を果たし、また、この数年でバイオ産業の規模が倍増するなど、著しい成長を見せる地域イノベーションの雄、北海道に誕生したMPUF札幌研究会です。札幌市の上田市長はIT・メディアコンテンツ関連産業の成長目標として、現状の5000億(IT3000億+メディアコンテンツ2000億)を10年間で1兆円へと拡大すると発表しています。少子高齢化の日本において、これを達成するには、需要や供給の量ではなく、質的な転換、まさにイノベーションが必要となるでしょう。

イノベーションは、新たな価値を創出するプロジェクトによってドライブされます。
PM需要が飛躍的に延びている地域が北海道といえるでしょう。

このこけら落としに、MPUFにおいて生み出された、質的転換を果たす重要なマネジメント手法をご紹介したいと思います。それはユーザー主導のIT業務改革です。米国の経済政策に大きな影響を与えシリコンバレーのイノベーションをリードしたジョン・ヤングによれば、組織の変革は自立した個人のリーダーシップによってもたらせるということです。今回のキーノートでは、丸投げ体質から脱却し、ITによる業務改革を職員自らの手によって成し遂げた千代田区の事例と、この意義あるエンパワーメントを可能にしたユーザー主導のIT調達手法について、迫力ある実践の現場におけるエピソードを交えて、お話しいただきます。会社、業界、地域の変革に取り組む皆様において、示唆に富む内容であるとともに、勇気付けられる成功事例であると確信しております。

MPUFは、産学官民の実践者のネットワークを構築し、フォーラム参加者相互の交流・連携を促進するとともに、現場発の日本の業界をリードする技術・知識・新たなビジネスコミュニティの創造を目指しています。本研究会は、このような活動を展開することにより、北海道の地域イノベーションに寄与することを目的しています。

主にプロジェクトマネジメント の導入から高度な活用までをサポートする知識センターとしての役割を担うべく、2003年6月に発足し、発足後約3年が経過した現在、8,000名を超える方々にご参加いただけるに至りました。活動としては、数多くのセミナー、トレーニングや研究会の活動を通して、従来のユーザーコミュニティの枠を超え、様々な個人や組織の方が参加され、交流を深めています。

自発的に集まった有志による各研究会のメンバーたちはメーリングリスト上で情報をシェアしたり、会合での発表、ディスカッションを行うなど非常に活発に活動しています。このことは、似ているミッションを持った社内外の人々が集まるコミュニティに参加することで、実務経験や単独学習では得がたい大きな成果が得られることを示しています。

地域産業の活性化を図るためには、シェアできる情報やノウハウを最大限に共有していける環境が不可欠ですが、これは継続的に行われてこそ意味をもたらします。従来よりMPUFのWEBから、その活動を見てきていたメンバーから、是非北海道地区のグループを立ち上げたいと多くのリクエストがあり、今回の発足に至りました。

今回、札幌市、財団法人 さっぽろ産業振興財団 後援、マイクロソフト株式会社、株式会社ジェイ・ジェイ・エス北海道 協賛といった多くのバックアップをいただき、下記の日程で札幌地区初のキックオフセミナーを開催できる運びとなりました。

豪華講師陣による初のMPUF札幌地区セミナー、参加費も無料です。みなさまのお申し込みをお待ちしております。

⇒当日プログラム一覧はこちら

開催日時 2006年12月8日(金) 14時30分〜17時00分(受付開始14時)
※任意参加 17:10〜19:00 懇親会(予定)
受講料・
申込み

※下記いずれかのボタンを押してお申込みください。参加料は無料です。

※懇親会(無料)はまたとないネットワーキングの場です。
積極的にご参加ください。

※申込にはMPUF会員IDとパスワードが必要です。
まだ会員でない方はこちら(無料登録できます)


※お申し込み受付のご確認は、自動配信でお送りする件名「【MPUF.ORG】セミナー登録受付完了」というメールをもってかえさせていただきます。

※受講票はお送りしておりませんので、セミナー当日、直接会場にお越しいただき、受付にてお名前をお伝えください。


※キャンセルのお手続き方法:件名を「セミナー申込みキャンセル」としていただき、お申込みいただいたセミナー名とお名前をご明記の上、 pmo@mpuf.org までご連絡ください。

※お申し込み後に自動で送信される登録完了のお知らせメールの中に、お振込先に関する情報が記載されておりますが、本セミナーは無料となりますので、ご安心ください。
場 所 札幌市コンベンションセンター 中ホール
札幌市白石区東札幌6条1丁目
詳しくは こちら をご参考ください

その他 定員:100名(先着順となりますのでお早めにお申し込みください) 

◆ プログラム (※予定 変更となる可能性がございます、ご了承くださいませ)  
14:30 開会のご挨拶
MPUF札幌研究会 幹事 森川 真雪
来賓挨拶 札幌市経済局 局長 福井 知克さまより
MPUF事務局長 枷場 博文
15:00 特別講演1
『RFPの必要性とユーザー主導のIT調達手法について』
匠システムアーキテクツ株式会社 代表取締役社長
前田 卓雄(まえだ・たくお)氏


北海道におけるIT需要と供給量を増大させ、ITビジネスの規模を拡大するには、これまでと同じ手法に頼っていても達成できません。たとえば、ITの需要側も供給側も、もっと工夫し改善/改革することが必要です。また、他の地方の需要、業務アプリだけでなく膨大に膨らむ組込み系の需要もどんどん取り込むことが不可欠です。

「需要側」の工夫の最前線は、自社に役に立つ、使える、勝てるITを調達するために、自らの要求をRFP(提案依頼書)としてはっきりとまとめ、調達を革新することです。これによって、従来の調達よりも大幅にコストダウンが図れます。また、自社に役に立つITとすることもできます。また、J−SOX法対応が急務となりましたが、この対応に単に追われるのではなく、J−SOX対応を好機として、自社のIT調達能力を向上させ、将来に展望を持たせることが重要です。

また、「供給側」も要求が明確になるのを待つのではなく、お客様に役立つ、しかも高品質・低コスト・短納期のシステム提供を実現できるかを煮詰める必要があります。このため、顧客の要求を円滑に開発・提供に結びつけることが必要です。

ものづくりに強い日本・北海道という立地を活かし、グローバルにも通用する「ソフトウェアものづくり」の競争力を獲得し、日本のIT革新の確固とした発進基地へと発展するために不可欠なアイデアについて取り上げ、MPUF札幌研究会を核にした革新がどんどん進むことをお話ししたいと思います。
15:50 特別講演2
『千代田区で実施されたユーザー主導のIT調達事例
〜ユーザー主導IT調達の進め方〜』

元千代田区政策経営部業務改革IT推進課 主査
財団法人まちみらい千代田 企画・総務チームリーダー
綱島 一(つなしま・はじめ)氏

IT調達でのRFP作成において、業務要件を上手くまとめられないため現場の思いをシステムに反映できない、こういうシステムが欲しいと思ってもRFPをどう書いたらよいか分からない、といった声を度々耳にします。また、業務担当者が業務要件を書いてくれない、業務要件作成に業務を最も理解している現場の協力が得られない、といった話もよく聞かれます。

その結果、多くの場合に、ベンダーが決まった後にベンダーのヒアリングによって一から業務要件の定義が行われますが、多くの時間をかける割りに要件についての両者の認識が一致せず、実際にテスト版を目にしてから要求したものと違うとのクレームが出たりして、なかなか満足する調達にはならないのが通例です。

千代田区でも従前はそのようでしたが、統合事務管理システム調達のRFP作成において、簡単!RFPテンプレートとユーザー主導のIT調達を採用・実践したことにより、業務主管課の職員が積極性を発揮し、情熱を持って業務要件の作成に取り組み、BPR(業務改革)を視野に入れたRFPの完成をみました。前田卓雄氏のサポートを受けつつも、通常業務も抱えて忙しい現場担当者が何故積極性を発揮したのか、プロジェクトチームがその能力を発揮してどのように業務要件を自力でまとめていったのか、その実践の過程を振り返るとともに、RFPをユーザー自らが書くことの意義を考えます。
16:30
『成功は企画で創り込め!トヨタ、GEからユニバーサルスタジオ、
 マイクロソフトまで、世界の一流企業が採用するQFDを簡単に!
 QFD-Toolによる要求仕様開発』

MPUF事務局次長/MPUF QFD研究会幹事
櫟 恵子(いちのき・けいこ)

・開発が始まってから起こる、仕様追加・変更を如何にして減らすか・・・
・要求を明確に優先順位付けするにはどうすればいいか・・・
・個別の要求・機能の裏に隠れている真の目的・理由を「見える化」するにはどうすればいいか

プロジェクト活動においては、上記のような悩みが多かれ少なかれ常につきまとっていると思います。顧客の要求を満たす品質のプロダクトを開発するには、抜けもれの無い要求仕様書を作成することも成功への近道となりますが、開発前に利用者自身が真の要求をうまく表現できなかったり、また気がついていなかったりすることも多く、設計の開始前に品質要求を完全に定義することは難しいとも言われています。また、利用者の部門内での合意形成が開発と平行して行われてしまっているケースも多々見受けられ、完成間近になって鶴の一声でプロジェクトがガタガタになってしまったという経験がある方も多いと思います。

そこで今回は、顧客の真の要求を最大限に引き出し、そしてそれらの優先順位を数値化することで明確化し、品質やスコープを定義していく際にパワフルに力を発揮する手である
QFD(品質機能展開)について、Visio QFD Toolのデモを交えお話します。

※QFDとは
品質機能展開(QFD:Quality Function Deployment)とは、顧客の声を製品やサービスの開発につなげるための手法で、新製品開発の現場など、多くの「ものづくり」の現場で国内・海外問わずに活用されているフレームワークです。近年は、米国を中心にシックスシグマの主要ツールとして活用されているほか、製造の現場のみならず、 サービスや ソフトウェア開発の現場 および ナレッジマネジメントとも連携できる手法として注目を浴びています。品質機能展開は既にJIS Q 9025:2003としてJIS化されています。また、プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(Project Manegement Body of Knowledge, 略称PMBOK)でも、スコープ定義に役立つテクニックであると紹介され、近年では、「ものづくり」の現場のみならず、ソフトウェア開発分野においての適用事例も増えてきました。

17:00 会場内にて立食形式懇親会(名刺交換会)  2時間程度
・来賓挨拶 さっぽろ産業振興財団
・札幌研究会より
・乾杯のご挨拶 MPUF 札幌研究会アドバイザー 赤羽 幸雄 氏
 (ネットワーキング・ご歓談・お名刺交換)
・閉会のご挨拶 マイクロソフト株式会社 北海道支店長 浅野 秀明 氏

◆ 講師・幹事・事務局長 略歴  
綱島 一(つなしま・はじめ)氏
財団法人まちみらい千代田 企画・総務チームリーダー

1952年生まれ。一橋大学社会学部卒。1977年豊島区役所に入区。1990年千代田区役所に異動。1997年より情報システム課(現業務改革IT推進課)。庁内LANの構築、財務会計システムの導入、住民情報システム(住民基本台帳、住民税等を扱う基幹システム)の汎用コンピュータからサーバへのダウンサイジングとIDCへの全面アウトソーシングなどに従事。「情報化指針」、「情報セキュリティポリシー」を策定。統合事務管理システムの調達においてユーザ主導のRFP作成を実践。本年4月財団法人まちみらい千代田に出向。

前田 卓雄 氏
匠システムアーキテクツ株式会社 代表取締役

外資系コンピュータベンダのシステムエンジニア、デロイトトーマツコンサルティングを経て独立。主に、ユーザ企業、行政機関、大手システムインテグレータ、ハイテク企業、大手組み込みソフトウェア開発ベンダーにおいて、情報戦略立案、RFP作成支援、プロジェクト管理とプロセス改善、ソフトウェア開発管理システムの開発、バグ削減・欠陥予防・ソフトウェア生産性や競争力向上コンサルティングに従事。日本の「ものづくり」の強みを生かした「ソフトウェア・ジャストインタイム」の確立を目指している。資格等: 中小企業診断士、システム監査技術者、PMP。
MPUF(Microsoft Project Users Forum)札幌研究会
幹事 森川 真雪(もりかわ・まゆき)

私はマイコンと言われていた時代にプログラミングの仕事をしておりましたが、ふと気が付くと約15年のブランクがあり、Windows95の発売を知り時代はこんなに進化しているんだと衝撃を受けました。再度ITの勉強を始め様々な資格を取得し、2002年に株式会社ジェイ・ジェイ・エスへ縁あって入社致しました。現在は、企業向けへの高度人材育成研修の企画を提案しております。地場に根付いた活動を広げるべく5月には株式会社ジェイ・ジェイ・エス北海道として設立いたしました。まだまだ北海道は日本の中でも情報入手に時差を感じる面が多々あり、地場の技術者同士の交流の場としてMPUF札幌研究会を立ち上げ、幅広い分野での情報共有または技術・知識習得の場としてコミュニティの場が広がることを願い今回の発足となりました。教育という分野に携わっていているので独学の大変さや、新しい技術や知識のスキル向上は、簡単ではないことは日ごろから痛切に感じておりました。弊社のようなラーニングセンターで技術を学ぶ方々や実際の現場での、孤独の中での”もがき”みたいなものに、このMPUFのコミュニティが札幌圏の皆様のお役に立つ、そして意味のある研究会にして、永く続けていきたいと考えております。多数の方々の参加により一つ一つの疑問が解決し、新しい発想が芽生えるようなコミュニティになればと皆様の忌憚のないご意見を頂きながら、努力していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
MPUF(Microsoft Project Users Forum)事務局
事務局長 枷場 博文(はさば・ひろふみ)

コンピュータ・アソシエイツ、日本オラクル、神奈川県など多数のIT企業・組織におけるプロジェクトにコンサルタントとして参加、また、大手企業における知識管理プロジェクト、e-Business構築プロジェクトにおいて、知識移転に注目したコンサルティング活動を展開。95〜96年東京大学社会情報研究所講師、スマートバレー・ジャパン事務局次長、かながわマルチメディア産業推進協議会事務局次長、デジタル経済研究所常務取締役等を歴任。
櫟 恵子、PMP (いちのき・けいこ)
クロスナレッジ・コーポレーション 代表取締役
MPUF事務局次長/QFD塾事務局長


法政大学経済学部卒。1994年 株式会社ミスミに入社。EDI推進チーム、情報事業チームを経て、デジタルサプライ事業チームに7年間所属。2002年12月退職、現在に至る。退職前の3年間は事業統括ディレクターとして事業運営に従事する。特に1999年頃からは、情報システム投資に深く関わり、ITプロジェクトにおいてPMとしての経験を積んだ。これらの業務経験を活かし、現在はPM事業の支援や、販売・マーケティングに関する業務支援を行なっている。近年、プロジェクトのスコープ定義フェーズにおいてのQFD活用に着目し、ソフトウェア開発分野での適応について研究を進めている。米国 Project Management Institute 認定 PMP (No.36004)

 アクセス  
札幌市コンベンションセンター 中ホール
札幌市白石区東札幌6条1丁目/詳しくは こちら をご参考ください

 【主 催】 Microsoft Project Users Forum(MPUF) 札幌研究会
 【後 援】 札幌市・財団法人 さっぽろ産業振興財団
 【協 賛】 マイクロソフト株式会社・株式会社ジェイ・ジェイ・エス北海道

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