品質機能展開(QFD:Quality Function Deployment)とは、顧客の声を製品やサービスの開発につなげるための手法で、新製品開発の現場など、多くの「ものづくり」の現場で国内・海外問わずに活用されているフレームワークです。
近年は、米国を中心にシックスシグマの主要ツールとして活用されているほか、製造の現場のみならず、 サービスや ソフトウェア開発の現場 および ナレッジマネジメントとも連携できる手法として注目を浴びています。品質機能展開は既にJIS Q 9025:2003としてJIS化されています。
また、プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(Project Manegement Body of Knowledge, 略称PMBOK)でも、スコープ定義に役立つテクニックであると紹介され、近年では、「ものづくり」の現場のみならず、ソフトウェア開発分野においての適用事例も増えてきました。
本研究会では、このQFDに関する知見をみなさまと一緒に深めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 幹事 櫟 恵子
|